熊野神社神楽 北杜市須玉町津金和田区

「鯛釣り」 2006年4月29日撮影

熊野神社神楽

神楽殿の手すりは無いので子供はヒョイと上がってお手伝い

須玉歴史資料館のホームページには毎年4月29日、5月3日に津金地区の4つの神社で神楽が奉納されると記されています。私は4月29日熊野神社の神楽を見学しました。静かな山里の村人に守られてきた神楽です。私一人部外者でしたが丁寧に神楽の内容を教えていただいた上ご馳走になってしまいました。

5月3日の金毘羅山藤岡神社の神楽は津金の各神社が毎年交代で当り今年は熊野神社が奉納するそうです。村の神社のみではなく他所での神楽奉納の風習が津金地区の神楽の質を高めているようです。

4月29日昼ようやく辿り着いた熊野神社では既に宇豆女命(うずめのみこと)の舞が奉納されていました。 宇豆女命は時に神楽殿の床にひれ伏しては四方を舞います。その緩急が舞いに強い印象を与えます。 素朴で美しい構成の舞です。

私の地区の武田八幡宮では「あまのうずめのみこと(天鈿女命)」の舞は腰を低く屈めたままひたすら舞い続けますので舞手にはきついものです。腰を屈めたままの舞は他に見かけませんので恐らく熊野神社の完全にひれ伏す形が私達の村の天鈿女命の舞の根元に繋がっているのではと思います。

上の写真は「鯛釣り」。神楽殿に欄干は無いので子供はヒョイと上がって見学したり手伝ったりです。舞手は勢い余って舞台から落ちてしまう事もあるそうです。